理事長あいさつ

日本名前詩協会理事長の光山浩司(みつやまひろし)です。

私が名前詩に出会ったのは2009年。
きっかけは父の還暦祝いです。
最初はインターネットショップで購入するつもりでしたが、なかなか気に入るものが見つかりませんでした。
思い悩んだあげく私が出した答えは「自分の手で作ってみよう」という、少しチャレンジ的なものでした。

今は「よくそんな発想に至ったなぁ」と思い返したりもするのですが、やはりどこかに自信があったのかも知れません。
なんとなくですが、良いものができる気がしていたのです。

私が父をイメージして考案した名前詩を妻が墨で書きあげたのですが、これが思いのほか好評で、友人知人から次々と依頼が舞い込んでくるようになりました。そして多くの方からの勧めを受けて自社サイト(株式会社ゆうひ堂)を設立し、着実に制作数を伸ばしていきました。

2010年には楽天市場へ出店しましたが、当時は名前詩を取り扱うショップも少なく、デザインも限られていたと記憶しています。
ゆうひ堂においても品揃えは少なく、お客様からさまざまな要望をいただきながら新たな商品を考案してまいりました。

それが今では沢山の名前詩ショップがひしめき合うようになり、作品のテイストもバラエティ豊かになりました。
ハンドメイド通販サイトなどでは、一般の方も趣向を凝らした作品を販売されています。
豊かな才能やみずみずしい感性を目にするたび、近年の名前詩の盛り上がりを心から嬉しく思います。

『名前詩』は「相手を想う気持ち」をしっかりと込めて、言葉のチカラで感動を創造する芸術です。

私はこの素晴らしい文化を、より多くの方に知っていただきたく日本名前詩協会を設立しました。
これからも仲間と共に、日本の美しい言葉遊びを尊重して、誰もが楽しく文化を学び、創作できる場を提供して参ります。

日本名前詩協会

理事長 光山浩司